いえね、正式の文章でもなし、自分の奇妙な思い入れをつづり残しておりまして。
2004年にプラハで開催されて国際ソバ研究者連合のシンポジウムのバンケット。もう2年も前に書いた「モラビアのソバ」の続きである。プラハの後は2007には中国の西安で、昨年夏はロシアのアリヨールで開催されたのだから、私のソバ日記のなんと言うのろさなのかと、われながら驚いている。
3年後とのシンポでは、各国それぞれ趣向を凝らせて、ソバ料理のお国自慢を披露する。第9回を引き受けたチェコは、その年の春からEU参加したのだが、EU後発国の国々がソバの栽培にどれほどの期待を寄せていたかは、日を改めて書きたい。その後の10年足らずの間に、世界のソバ事情が激変し、彼らがどんな影響を受けたかも。その間、日本人は美味しいとかまずいとか、ソバ畑が綺麗だとか言って過ごしたことが、世界にどんな痛手を与えていたかも。
とりあえず、美味しそうなソバ料理の紹介を!
テーブルの上はすべてソバの料理 チェコの自慢を見てねーと並べている。
右のStrudel は中に牛肉の薄切り
レーズン入り
Strudelは18世紀にハプスブルグ帝國の定番料理となったそうだから、
モーツアルトも食べたのかもしれない
(ヤバイヤバイ 入力配置がおかしくなって、文字も写真も逃走中)
テーブルの上にあった料理のもう一つのタイプはカーシャ達
他にもサラダの類やパスタ類があるが、いずれもソバを製粉してから料理するものだから、一応粉系としておこう。
プラハで食べたチェコのソバ料理は、多分もてなし風の料理だろうと気にかかり、最近になって、モラビアの製粉業者が書いたレシピを調べてみた。農村とか家庭料理が知りたかったからである。そして、チェコでは粉系と粒のままのカーシャ系のどちらが多いかに興味があったから。150種類以上のソバのレシピが載っている。粉と粒が3対Ⅰ程度である。
「そうかなー」と、ここでは一応納得しておこう。
チェコはスラブ人の国である。しかし、ドイツに首だけ出したような位置にあり、歴史的にオーストリアの影響が多大だし・・・・・
そうそう、Strudelはトルコからボスニア、クロアチアを経て来たものとも言われる。
大体、POHANKAという言葉も、何やら南がかっているではないか・・?
と、ホントかウソかわからない話で今日は終わろう。
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